家づくりをはじめたきっかけを教えてください
まずは何からはじめましたか
GO_ANに依頼した決め手は何でしたか
たくさんの猫ちゃんが家のあちこちでくつろいでいますね
はい。我が家には、さまざまな事情で保護された猫たち6匹が暮らしています。彼らと一緒に心地よく暮らすために、GO_ANさんが各所に工夫を凝らしてくださいました。
1階も2階も、腰壁は猫がかじるのを想定して、傷が付きにくい素材にしています。床には猫が滑りにくく歩きやすい、汚れもきれいに拭ける「愛犬の床」という特別なコーティングをしていただきました。
2階には納戸兼猫の部屋を作りました。洗い場は猫のトイレを洗うために大きいサイズにものにしました。
クロス(壁紙)の下の部分には、防水効果のある床と同じ素材を立ち上げていているので、汚れもサッと拭き取れます。天井には、においを吸収してくれるホタテパウダーが含まれているそうです。
納戸のドアノブは赤い首輪が付いた黒猫の後ろ姿ですね。取っ手の部分が尻尾になっていてとてもキュートです
はい。GO_ANさんが探して付けてくださったんです。2階の扉の取っ手はすべて、猫の尻尾のようにくるんとカーブしたデザインのものを選んでいただきました。インナーバルコニーには、キャットウォークをハリの近くまで付けてくださいました。ここはたくさんの陽が差すので、猫のひなたぼっこスペースになっています。窓が大きく開くので、開放感たっぷりで気持ちがいいんですよ。
他にも猫ちゃんと共存するための工夫はありますか
以前の家は全部畳張りで、いつも猫ががりがりとかじっていました。リビングの一角にある畳はビニール素材なので傷がつきにくく、汚れもふき取りやすくて安心です。ダイニングとキッチンの間には、魚や生の物など食べ物のにおいがするとすぐに猫が入ってくるのと、衛生面を考慮して扉を付けました。
こだわったのはどんなところですか
建具、壁紙の色と1階は大正ロマン、2階は北欧テイストの部屋にしたことです。
お客様をリビングに通したときにダイニングで食事しているのが見えないように、部屋の間に扉は必要と考えていました。その扉を閉めるにあたって、GO_ANさんに大正レトロのデザインを希望したら天城の建具屋さんを紹介され、お願いすることになりました。レトロ感を出すためにモールガラス(アンティーク家具によく使われるストライブ柄のガラス)を選んでいます。閉めてもガラスを通して明かりが入るので狭い感じは全く無く、気に入っています。
2階は部屋ごとに違う気分を味わえるように、北欧の住まいを意識しながら壁紙の色を変えました。インナーバルコニーは華やかなピンクに、寝室は穏やかな眠りの時間を過ごせそうな淡い水色に、などこだわりをもって選びました。(奥様)
私は書斎です。仕事をしたり、好きなマンガを読んだりして過ごす場所です。本が焼けてしまうので窓は付けず、西側の扉をガラス入りにしました。そこからインナーバルコニーの明かりがちょうどよく入ってくる、心地良い空間になっています。(ご主人)
家づくりの過程で苦労したことはありますか
壁紙の色を決めるのに時間がかかりました。振り返れば、心底疲れ果てた頃もありました。一生に一回の買い物だからと、妙に肩に力が入ってしまったんだと思います。そんな私に、GO_ANさんは根気よく付き合っていただき、嬉しかったです。(奥様)
これから家づくりする人にメッセージをお願いします
こだわりや予算など、決めることが多くてたいへんな作業にはなります。でも、自分の理想が現実になったときの喜びは何にも代えがたいものです。きっと、こだわる部分はあったほうが楽しいと思います。悩んだ日々もありましたが、今は良い時間だったなと思えます。
GO_ANさんには、夜遅くまで根気良く打ち合わせの時間をとっていただき、本当に感謝しています。私と瑞穂さんの感性に近しいものがあって、相談するとこちらの想いを汲んでより良い提案をしてくださいました。(奥様)
大工さんも親切に、丁寧に建てていただきました。自分たちの想像以上の家ができて良かったと、心から思います。生活導線に何ら支障もなく、デザインもすべて気に入っています。
GO_ANさんお二人の人柄が良く、本当によくしてくださいました。迷ったときには親身になって相談に乗ってくださるし、何かあればすぐに来てくださるのでありがたいです。こだわりをもっている人には、ぜひGO_ANさんと一緒に家づくりをしてほしいですね。
